column2023/07/31
コンテンツマーケティングが日本で流行した理由
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツでWebサイトへの流入を促し、問い合わせや商品の購入などへ繋げていくマーケティング施策のことを指します。
簡単に説明すると、ユーザーに「見てよかった!」「また見たい!」と思わせ、ファンにさせる事で、お問い合わせに繋げるという感じだと、より分かりやすいのではないでしょうか。
また、定期的にWebサイトへ訪問してもらうことで、Webサイトのアクセス数も増え、Googleからの評価も高まり、自然検索時の順位アップにも繋がります。
コンテンツマーケティングが日本で流行った理由
コンテンツマーケティング自体はアメリカ発祥で、実は古くからあるものです。
日本のWeb業界でコンテンツマーケティングが流行った理由もここでは紹介していきます。
・広告による売り込みが増えすぎた
これまでは、広告主側からユーザーに一方的に広告を発信しWeb上で商品を売り込むという傾向がありました。
しかし、検索技術の向上に伴い、ユーザー自身がGoogleで検索を行い、気になる情報を集めていくという動きに変わったため、ユーザーが気になる情報を提供するWebサイトや、疑問を解決できるWebサイトに対するニーズが強まってきました。
その結果、企業側はユーザーと接点をもち、満足度を高めるためにコンテンツを制作するようになっていきました。
・Googleアルゴリズムの変動
これまでのSEO対策では、検索結果で上位表示を狙うために、外部リンクを買うような施策がまかり通っていましたが、現在のGoogleのアルゴリズムでは、このような不正なSEO対策は通用しなくなり、コンテンツの質を重視するかたちに変わっていきました。
そのため、地道に良質なコンテンツを作成し、アクセスを集める流れが主流になっていきました。
・資産としての価値
例えば、ランディングページを作成しリスティング広告を配信しても、広告期間が終わればリスティング広告の効果は終了してしまい、リスティング広告の効果を出し続けるためには、その期間中ずっと費用をかける必要があります。
しかし、コンテンツは発信すればするほどWeb上に残り続けWebサイトの資産となっていきます。
ユーザーに評価される質の良いコンテンツはGoogleが自動的に上位表示していくため、24時間年中無休で集客し続けるコンテンツになります。
このような良質な記事によるコンテンツマーケティングは、ユーザーやファンの囲い込みや世界観の構築にも繋がります。
まとめ
今回はWebサイトにおけるコンテンツマーケティングの概要や日本で流行した理由について解説しました。
コンテンツマーケティングは、リスティング広告ほど即効性はありませんが、一度発信すれば24時間年中無休で集客を続けてくれる非常に有効な施策になります。
また、近年のSNSの発達に伴い、良いコンテンツはSNSで拡散されていくことも見込めます。
millenniumではコンテンツマーケティングによる施策のご提案も行っておりますので、自社のWebサイトでコンテンツマーケティングをはじめたいが、やり方が分からないなど、少しでも気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせください。