column2023/07/28
今さら聞けない!ドメインって何?
ホームページを制作する際など、「ドメインは何にしますか?」と制作会社に聞かれたことがある方もいるかと思います。
今回はドメインの基本から徹底解説していきます。
ドメインって何?
そもそもドメインとは、どこのことを指しているのでしょうか。
例えば「https://abc.com」というURLの場合「abc.com」がドメインになります。
このドメインはインターネット上の住所のようなもので、ホームページがどこにあるのかを判別する情報になります。
実際にはインターネット上の住所を「IPアドレス」という数字で表していますが、数字では覚えづらいので、英数字のドメインに変換して示しています。
「独自ドメイン」と「サブドメイン」
・独自ドメインとは
新しくホームページを作る際に「どんなドメインにするか」を好きに決めることができるのが独自ドメインです。
ドメインは自社のホームページのURLになるので、わかりやすいものや覚えやすいものが良いと言われております。
また、ドメインは早い者勝ちで、自分が使いたいドメインが先に取得されている場合、同じドメインを取得することができません。
独自ドメインには様々なメリットがあり、ホームページに最適なものをつけることができる点やメールアドレスにも同じドメインが使える、ずっと同じドメインを使い続けることができるなどがあげられます。
・サブドメインとは
サブドメインは、独自ドメインを分割して複数の人に割り振るドメインを指します。
イメージとしては、アパートを持っている大家さんが部屋を貸し出して、それを借りているイメージです。
例えば、「https://123.abc.com」というURLの場合、「abc.com」が独自ドメインになり、「123」がサブドメインになります。
サブドメインには注意点もいくつかあり、提供元のドメイン(独自ドメイン)がSEO上でのペナルティを受けると、同様にサブドメインでのサイトも検索順位が上がらなくなるなどの影響がでるケースもあります。
「.com」と「.jp」の違いについて
Webサイトを閲覧していると色々なホームページのドメインがあります。
中でも末尾が「.com」「.co.jp」など様々な種類があり、この部分を「トップレベルドメイン」と呼びます。
トップレベルドメインは国の制限などがなく、どの所在地からでも登録できる「汎用トップレベルドメイン」と国や地域に割り当てられている「国コードトップレベルドメイン」があります。
ここではそれぞれの代表的なトップレベルドメインと用途について解説していきます。
・汎用トップレベルドメインの一例
com:企業や商用向けのドメイン
.net:ネットワーク向けドメイン
.work:仕事や作品向けドメイン
.inc:新しく登場した企業向けドメイン
.org:非営利団体向けのドメイン
.biz:商業利用者向けのドメイン
.museum:博物館や美術館向けのドメイン
.site:サイトを表すドメイン
.shop:ショップ向けのドメイン
・国コードトップレベルドメインの一例
.jp:日本を表すドメイン
.co.jp:日本の企業限定ドメイン
まとめ
今回はドメインについて独自ドメインやサブドメイン、トップレベルドメインについて解説しました。
新しくホームページを作る際には、わかりやすく自社のホームページに合ったドメインを選んでいくことをおすすめします。
そのほかドメインに関係することなどで、わからないことがありましたら、millenniumまでお気軽にご相談ください。