column2024/03/21
EFOは問い合わせフォームのCVRを高める重要な要素!
EFOとは
EFOはEntry Form Optimizationの略で、入力フォーム最適化を指します。
ホームページやLPなどで、ユーザーがストレスなくお問い合わせ項目を入力できるフォームを作成し、通過率やCVRを高めることを目的にしています。
コンバージョン直前のフォームを最適化することはCVRの改善に繋がりますし、逆にEFO対策がされていないフォームなど、ユーザビリティに問題のあるフォームでは、Webサイトの運営者、ユーザー側のどちらにとってもマイナスな影響を与えてしまいます。
EFOの具体的な施策を一挙に公開
・必須項目を明確に示す
フォーム内の必須項目では「*」と記載されているケースをよく見かけますが、Webに不慣れなユーザーの場合は必須項目であることが伝わりきらず、うまく入力を完了できない可能性もあります。
どのようなユーザーにも対応できるよう、「必須」と明記する方がユーザビリティは高まります。
・入力項目を最小限に減らす
フォームの通過率を高めるためには、出来る限り入力項目数を少なくすることが望ましいとされています。
例えば資料請求をするだけなのに入力項目が10個以上ある場合などでは、ユーザーが「複雑なフォームだな」と離脱してしまうケースも考えられます。
任意の項目は思い切って削除するなど、フォームの通過率を高めるために大切な施策になります。
・リアルタイムでのエラーメッセージ
フォームの入力を終え、送信ボタンを押した際に「エラーがあります」と再度該当箇所までスクロールし、フォームを入力した経験がある方も多いのではないでしょうか。
何度も繰り返してしまうと離脱してしまうケースがありますので、項目1つ1つの入力が終わった段階でエラーメッセージが表示されるとユーザビリティの高いフォームになります。
・入力形式を指定しない
半角や全角、ハイフンの有無など入力形式の違いでエラーメッセージが表示されると、煩わしく感じる場合もあります。
どの形式で入力しても正しくフォーム入力ができるよう設定するのがベストといえます。
・スクロールせずに完結するフォーム作り
ユーザーがフォームを開いた際に、一目でフォーム全体が見えるようファーストビュー状態で入力小目が収まり、CTAまで露出している状態が理想です。
・送信ボタンを目立たせる
フォーム内の送信ボタンは目立つサイズや配色にし、どこを押せば送信が完了するかを的確に伝える必要があります。
・お問い合わせ確認ページを削除する
お問い合わせフォームを入力後、「お問い合わせ内容を確認する」の画面が表示されるケースをよく目にするかと思いますが、確認ページで「入力が完了した」と勘違いしたり、他に気になることができて離脱してしまうケースもあります。
・入力例を記載する
入力欄には入力前に表示する仮の情報を記載することが可能です。
こういった入力例を記載し、ユーザーが入力しやすいフォームを作ることも大切です。
・スマホ入力文字のサイズに気を付ける
スマホ入力時にはフォントサイズは16px以上にすると視認性が高くなります。
逆に16px以下に設定した場合、iOSのSafariブラウザなどでは、画面が自動拡大され操作性が悪くなるケースがあります。
・送信完了を後押しする要素を織り交ぜる
送信完了までのハードルが高い商材などでは、送信を後押しする要素を織り交ぜるとCVRの向上に繋がります。
例えば資料の中身を少し見せる情報を置くなど、あくまで補助的ではありますが、離脱を抑えるための施策として活用すると良いでしょう。
まとめ
今回はEFO対策について解説してきましたが、一言でいうならば「ユーザー視点で設計する」ということに限ります。
一度フォームにアクセスしていただいたユーザーを離さないよう、細かい部分ではありますが対策を行い、1件でも多くのお問い合わせに繋がるよう改善していただけたらと思います。