column2023/09/17
レスポンシブデザインをご存じですか?メリットとデメリットを紹介!
ホームページをスマホ対応にする方法
ホームページをスマホ対応にする方法は、簡単にいうと「パソコンサイトとスマホサイトの2つを用意する」と「レスポンシブデザインで作成する」の2パターンがあります。
1つ目の方法の場合、パソコンとスマホを異なるURLで作成する方法です。
この場合、ページが完全に分かれているため、更新や修正がある場合、両方のページを編集する必要があるという、運用・管理時に手間が発生してしまいます。
2つ目の方法の場合は、同じURLでパソコン、スマホのデザインを組み立てていく方法になります。
これはレスポンシブデザインといわれており、コーディング時に画面サイズを判別して、どのような画像や文字をどんなサイズ感で表示させるかという記述をしていきます。
レスポンシブデザインのメリット
・管理が楽
レスポンシブデザインで制作されたページは、基本的には文字や画像は共有されており、修正等が必要になった際も、情報が複数箇所に散らばっていない分、管理が楽になります。
・検索エンジンで上位表示されやすい
レスポンシブデザインで制作されたWebサイトは、スマホに最適化されたページが検索結果の上位に表示されやすくなったり、スマホ用ページが優先されるGoogleのアルゴリズムに対応しています。
また、スマホとパソコンで同じURLのためアクセスが集中しやすく、Google側により重要なページとして認識させることができるのもメリットです。
レスポンシブデザインのデメリット
・表示速度の低下に繋がるケースがある
レスポンシブデザインのサイトでは、パソコン用に用意しているファイルサイズの大きな画像なども一度読み込むかたちになるので、コンテンツの読み込みに時間がかかるケースがあります。
また、見やすさを重視して、スマホやパソコンそれぞれに別の画像を用意した場合、2つ分の画像が入るため、ページの表示速度に影響していきます。
・コストがかかる
スマホやパソコンそれぞれにデザインを制作し、それぞれの表示を確認する必要があることから制作工程が複雑になってしまいます。
また、近年のスマホの画面サイズは多岐にわたるため、各デバイスで正しく表示されるよう制作する必要があり、作業ボリュームは膨らんでしまう傾向にあります。
まとめ
レスポンシブデザインのWebサイトは、制作時は少し手間がかかり、コストもかかってしまいますが、検索対策やユーザビリティの向上などメリットも多くあります。
自社のWebサイトがレスポンシブデザインではない場合や、スマホ表示を更に意識したWebサイトにリニューアルしたい場合など、millenniumではお客様のホームページを見た上で、最適な方法をご提案させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。