column2023/07/03
今すぐにWebサイトをHTTPS化してください
2018年7月のChrome68リリースと共に、すべてのHTTPサイトに「保護されていません」と表示されるようになりました。
Googleウェブマスター向けの公式ブログには「保護されたウェブの普及を目指して」という形のブログも公開され、Google側でもHTTPサイトのHTTPS化を推奨しています。
HTTPとは
そもそもhttpとは「Hpertext Transfer Protocol」の頭文字をとったもので、直訳すると、「ハイパーなテキストを移動するための約束」となります。
まとめると、ネット上にある情報を通信するため、どのような手順でやり取りを行うかを規定しているものです。
HTTPSとは
httpsは「Hypertext Transfer Protocol Secure」の頭文字をとったもので、上記のhttpに安全なセキュリティもつけて情報を通信する。といった内容です。
httpはそのままの状態で通信が行われるため、第三者からののぞき見や、勝手に書き加えられたりといったリスクがありますが、httpsは通信内容が暗号化されるので、このようなリスクはありません。
サイトURL表示の差
httpのサイトの場合URLの前に「保護されていません」と表示されます。
現状はこの表示のみですが、Googleはユーザーのためのサイトを目指しているため、今後どんどん安全ではないアピールが強く表示されるかもしれません。
逆にhttps化したサイトの場合、緑の鍵マークと「保護された通信」と表示され、Googleにも評価されます。
まとめ
HTTPS化には、サイトを閲覧したユーザーに対して、サイト内が安全であることのアピールやGoogleの評価対象として、検索順位を上げるためにも必ず対応した方が良い項目の一つになっています。
HTTPS化はお使いのレンタルサーバーなどによっては、簡単に変更可能なので、現在HTTPのサイトはHTTP化を行い安全なサイトを運営するのをおすすめします。